3/8阪神競馬場で行われた第21回 チューリップ賞(GIII)。
圧倒的な強さを魅せつけて3番ハープスターが圧勝した。
道中は後方2番手を追走。
そのまま直線では大外に追い出し、そこからが圧巻。
ほとんど鞭を入れること無く前の馬をゴボウ抜きしてみせた。
鞍上の川田将雅もほっとしたことだろう。
確かにハイペースだったのが後方にいたハープスターに利したとは思う。
だが、直線だけで10頭以上追いぬくなんて普通は不可能だ。
少なくともこれまでのレースぶりから見れば、牡馬も含めて
最も大物感溢れる馬だと言えるだろう。
こうなるとジェンティルドンナにつづいての三冠牝馬を夢見たくなるが……
そううまく行かないのが3歳牝馬。
体調維持も課題になるし、ディープインパクト産駒は脚元に
問題を抱えることが多いのも事実だ。
何にせよ無事にクラシック戦線に歩みを進めてくれるのを願うばかりだ。